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NBA新人王、ジャ・モラント独走

 

 シーズンが中断しているNBAですが、大手スポーツメディアESPNが新人王候補の投票を70人の記者から集めて発表されました。記者達の投票は1位-5得点、2位-3得点、3位-1得点で順位付けされました。

[新人王候補]

  • ジャ・モラント 350点
  • ザイオン・ウィリアムソン 164点
  • ケンドリック・ナン 77点
  • ブランドン・クラーク 18点
  • エリック・パスカル 8点
  • R.J・バレット 5点
  • コービー・ホワイト 5点
  • 八村 塁 1点
  • P.J・ワシントン 1点
  • タイラー・ヒーロー 1点

元記事(https://www.espn.com/nba/story/_/id/28941876/ja-morant-dominating-zion-williamson-nba-rookie-year-vote)

 1位にランクインしたのは、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラント選手。2019ドラフト2位のルーキーながらチームを引っ張り、カンファレンス8位でプレーオフ進出圏に順位をキープしています。

 

モラント選手は59試合に平均30分出場して、17.6得点、3.5リバウンド、6.9アシストを記録しています。1年目で試合平均15得点以上を挙げ、ポイントガードとしてアシスト数もリーグでトップ14位に入っています。フィールドゴール成功率が49.1%と高い事も評価されるポイントです。試合では、終盤の得点が目立ち勝負所でグリズリーズを勝ちに導いています。投票では、70名全ての1位に選ばれて合計得点350点で首位を独走。

 

 4位ブランドン・クラーク選手もグリズリーズでモラント選手とともにプレーしています。主にチームのインサイドを支えて、モラント選手との絶妙なコンビプレーからリング周辺で得点を重ねています。平均12.0得点、5.8リバウンドで今後期待の新人になります。(八村選手とは大学時代のチームメイト)

 

 グリズリーズ、モラント選手の2019−20NBAハイライト。リングへのアタック力とボールハンドリング力に注目。クラーク選手とのルーキーコンビも見応えあります。

 

 2位ザイオン・ウィリアムソン選手はシーズン開幕前の新人王大本命。2019年ドラフト1位でNBAに入り、周囲からも高い期待を寄せられていました。しかし、プレシーズンで膝を怪我してしまい開幕戦から姿を消してしまいます。1月22日のスパーズ戦でようやくファンの前に姿を現したザイオン選手はシーズン中断までに19試合にのみ出場。

 

わずか19試合ですが、23.6得点、6.8リバウンド、フィールドゴール58.9%と強烈なスタッツを残しています。前例にない活躍でドラフト1位の実力を見せつけていますが、これまでNBAで新人王に輝いた選手で出場試合数50以内はなく、出場試合数が少な過ぎるために結果として順位が上がっていません。新人王に選ばれなくても今後NBAの中心選手になっていくことは間違い無いでしょう。

(ザイオン選手2019−20NBAハイライト集です↓↓↓)

 

 3位ケンドリック・ナン 選手はドラフト外からNBAに入った新人王候補のダークフォースでした。2018年ドラフトで指名されず、NBA下部リーグG Leagueで1年間プレーした後にマイアミ・ヒートと契約したナン選手。シーズン序盤からアウトサイドシュートで得点を重ね、ベテランのバトラー選手を獲得した新生ヒートで高いパフォーマンスを披露していました。チームもイースタンで上位に入っていたので高い評価を得ていました。開幕からナン選手はモラント選手と新人王をずっと競ってきました。

1月まで3ヶ月連続でカンファレンスの月間優秀新人王にノミネートされたナン選手は、試合平均15.6得点、2.7リバウンド、3.4アシストをマークしています。シーズン中盤を過ぎた頃から、アウトサイドシュートの安定性が少し落ち込み、得点が伸び悩んでいます。初のドラフト外からの新人王に期待がかかっていましたが、シュートが入らなくなってからの見せ場が減っています。得点の伸び悩みからナン選手は少しずつモラント選手に差をつけられています。

 

 八村選手もランクイン、3位での投票が一票あった様で1点を獲得しています。豪華メンバーが揃う中でランクインしている事がとても素晴らしいです。12月に怪我があっため、20試合ほどの欠場があり、41試合に出場、試合平均13.4得点、6.0リバウンド、フィールドゴール47.8%のスタッツを残しています。ルーキーとして平均で2桁得点のパフォーマンスで、新人の中でもトップクラスのプレーを見せています。

所属するウィザーズはウェスタンカンファレンス9位でプレーオフ進出の崖っぷちに立っています。チームのエースで得点源のビール選手もプレーオフ進出に向けて全力で挑みたいと話していたので、このままシーズンが終わる事なく再開されることが望まれます。

 新人王レースが白熱している中で、シーズンが中断して非常に残念ですが、NBA運営や選手達もコロナウイルス対策の寄付を募ったりリーグで感染症拡大を抑止しようと努力しています。選手達の安全が確保されてからのリーグ再開を待つばかりです。