2019-20 NBA再開 各チームロスターの変更

 NBAシーズン再開 オーランドディズニー

 

 

 コロナウイルスの影響で、2019-20シーズンが中断されていたNBAですが、7月31日から無事に試合が再開されました。これからプレーオフ出場にむけて、召集された各22チームは残り8試合を行うことになります。

 

8試合の後に、プレーイントーナメントを行ってから、16チームで例年通りにプレーオフに突入する事が決められています。召集された22チームは従来のロスター15名に加えて、特別に2名の選手がロスターに加えられる事が可能になっています。突然の怪我や、ウイルス感染での離脱に備えて17名のメンバーでNBAバブルに入っています。(バブル=限られたメンバーだけを隔離する、感染防止対策)

 

再開までの期間で、各チームはフリーエージェントの獲得やメンバーの離脱がありました。ここでは、ロスターの変更を中心に、プレーオフを目指す22チームついて紹介していきます。

 

カギとなる新加入メンバー

 J.R スミス選手 ロサンゼルス・レイカーズ

 ウェスタンカンファレンス首位のロサンゼルス・レイカーズは、チームのスターターポイントガードである、エイブリー・ブラッドリー選手の離脱を受けて7月1日にフリーエージェントであった J.R スミス選手と契約を交わしています。

 

J.R スミス選手は2018年クリーブランド・キャバリアーズで、レブロン選手と共にNBAファイナルに出場したのが最後のシーズンになっています。ベテランで、経験も豊富や J.R スミス選手は、チームの軸であるレブロン選手とプレー経験があり、プレーオフでの新しい攻撃の要素として獲得されたと考えられます。

 

得点力が高いスミス選手は、ベンチからの出場でチームのアウトサイドからの攻撃を厚くしてくれる頼もしい存在です。シーズン再開前の練習試合でも3Pシュートで存在感を見せていました。首位レイカーズにとっては、J.R スミス選手を上手く起用することで、チームがここ一番でさらにタフにオフェンス能力を高めれそうです。

 

八村選手が所属するウィザーズとの練習試合で、J.R スミス選手は早速アウトサイドからの高い得点能力を見せつけていました。得点源にはなるが、ミスも目立つ場面が多いスミス選手は、相手の得点に直接つながるターンオーバーを減らす事ができるかどうかも課題になりそうです。

 

ディロン・ウェイターズ選手 ロサンゼルス・レイカーズ

 

 シーズン中断前に、レイカーズが獲得してチームに合流していたウェイターズ選手ですが、まだ試合には実際に出場していません。J.R スミス選手同様、経験があり、得点能力が高い選手なので、ベンチから交代でオフェンスのワンポイントとして起用される事が予想されます。

 

シーズン再開後の初戦ではクリッパーズ相手に21分出場して11得点、2アシストの活躍でチームの勝利に貢献しています。今後、レイカーズがプレーオフで勝ち上がるためのキープレーヤーになっていきそうです。

ジョアキム・ノア選手 ロサンゼルス・クリッパーズ

 

 ウェスタンでレイカーズと並んで優勝候補にあげられるクリッパーズは、インサイドにディフェンスに定評のあるベテランのジョアキム・ノア選手を獲得しました。

 

リーグで12年の経験があるノア選手は、2018年にグリズリーズと契約解除以来、NBAから離れていました。彼がブルズに在籍していた当時は、ローズ選手と共にチームを引っ張っていました。ハッスルプレーが多く、リング周辺のディフェンスとリバウンドでチームを盛り上げるノア選手の加入でクリッパーズのディフェンスラインはさらに強力になりそうです。

 

ベンチからの出場で、ベテランとしてチームに安定感をもたらす事ができれば、レナード選手、ポール・ジョージ選手、モー・ウィリアムス選手らが引っ張る得点力のあるファーストチームと、ビバリー選手、ノア選手が作るディフェンシブなセカンドチームで、チーム力として優勝にかなり近くなりそうです。

 

ルック・バ・ア・ムーティ選手 ヒューストン・ロケッツ

 リーグ屈指の得点力を誇るロケッツは、スモールラインナップに、カメルーン出身の33歳、ルック・バ・ア・ムーティ選手を獲得しました。近年のバスケットボールに特化したロケッツは、ハーデン選手と、ウェストブルック選手のアウトサイドを中心に機動力で他のチームを圧倒する展開のバスケットを見せています。

 

ムーティ選手はベンチの層を厚くするために獲得したと見られます。外からのシュートがあり、リングにもアタックできる選手なので、ハーデン選手やウェストブルック選手がベンチにいる時間に攻撃のオプションとして機能するかが肝心になりそうです。

 

ロケッツがプレーオフで勝ち上がるためのキーになるのは、やはりハーデン選手と、ウェストブルック選手のコンディションにかかっています。チームのインサイドをカバーしていたエリック・ゴードン選手が、練習試合の最終日に足首を怪我した事で2週間ほどの離脱が予定されている事が唯一の不安要素に挙げられます。

 

タイラー・ゼラー選手 サンアントニオ・スパーズ

 イースタンの古豪、スパーズはインサイドの要であるオードリッジ選手の離脱のためにタイラー・ゼラー選手を獲得しています。

 

オードリッジ選手が肩の怪我で離脱した事は、スパーズにとってかなり大きなダメージになるでしょう。ゼラー選手は、急な補強で獲得した選手で、主に、 ベンチから交代で穴埋めをする役を任されることになりそうです。

 

名将ポポビッチ監督が、スパーズのプレーオフ進出の鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。限られたメンバーでどのように残りの8試合を戦ってプレーオフ出場圏内8位まで順位をあげるかが注目されます。

 

タイラー・ジョンソン選手、ジャスティン・アンダーソン選手 ブルックリン・ネッツ

 ネッツはNBAバブルに入るチームで、一番メンバー離脱が多いチームなります。カイリー・アービング選手の怪我に加えて、スペンサー・ディンウィンディ選手がコロナウイルスの感染で離脱が濃厚になっています。

 

2020-21シーズンでチーム引っ張ってきたポイントガードの両方が離脱する事はチームにとって大きな打撃になります。そこに、Gリーグで高い成績を納めていたアンダーソン選手と、攻撃的ポイントガードのジョンソン選手を獲得しています。

 

多くの選手が離脱しているネッツにとって、即席で獲得した選手で、残りの8試合、プレーオフ圏内7位を死守する事は非常に厳しい戦いになりそうです。

 

ジャマール・クロフォード選手 ブルックリン・ネッツ

 40歳ベテランのクロフォード選手がネッツにとってプレーオフ進出圏内である7位を死守するための鍵になります。離脱選手が多いネッツにとって、アウトサイドから高いスキルで得点を生み出せるクロフォード選手はセカンドユニットのオフェンスの軸になります。

 

華麗なボールハンドリングで、ディフェンダーを一人で崩せるクロフォード選手は、チャンスを演出して周りの若手選手を引き立てる事もできます。40歳で長い出場時間は期待できませんが、ここ一番でボールを任せれる選手としてネッツは大きな収穫を獲得しました。

ジェイレン・アダムス選手 ポートランド・トレイルブレイザーズ

 ウェスタンカンファレンス9位で、プレーオフ出場の崖っぷちに立っているブレイザーズは、GリーグでシーズンMVP投票2位にランクインした若手ポイントガードのアダムス選手を獲得しました。

 

ブレイザーズは強力なデュオ、マッカラム選手とリラード選手を中心にするチームで、インサイドにもカーメロ選手、ムルキッチ選手がいて高いパフォーマンスが期待できます。

 

シーズン途中で、ロドニー・フッド選手の怪我での離脱、再開前にはベテランでディフェンスのワンポイントとして活躍していた途中加入のトレヴァー・アリザ選手が離脱しています。それでもチーム力としてはプレーオフ進出をまだまだ狙えます。若手で得点力のあるアダムス選手の獲得によって、ベンチからの交代で、リラード選手、マッカラム選手を下げた時も戦力を落とさずに戦っていける事ができれば、プレーオフ進出権を獲得後、要注意なチームに挙げられます。

 

アダムス選手にとっても今回のブレイザーズでの活躍で、来シーズンからNBAチームに加入できる可能性が高くなります。チームと自身にとっても勝負所であるため、彼にはぜひチームの起爆剤として活躍が期待されます。

 

 

シーズン再開後、離脱選手

 続いて、シーズン再開後に離脱を表明している選手達を紹介いたします。怪我や、コロナウイルスの影響、完全隔離状態に入る事が個人的な理由で参加できない選手達の離脱が発表されています。

 

各カンファレンスの順位と共に離脱選手達の詳細に注目していきます。

 

イースタン・カンファレンス

1位 ミルウォキー・バックス

離脱選手なし

 イースタンカンファレンスの首位で、戦績もリーグトップのバックスは優勝に一番近いチームになります。加えて離脱選手もいない事からチームケミストリーも高く維持されています。プレーオフでは、他のチームにとって一番対戦したくない相手になるでしょう

 

シーズンMVP候補にあげられる、ヤニス選手のプレーをNBAファンは待ち望んでいたはずです。Greek Freekのあだ名を持つヤニス選手の爆発的なオフェンスもやっとコートで見る事ができます。

 

2位 トロント・ラプターズ

離脱選手なし

 前シーズンファイナル優勝を果たしているラプターズは2連覇を狙っています。NBAファイナルに進出するには、イースタン首位のバックスに勝利する事が条件に挙げられます。カンファレンスファイナルで2チームが激突すれば、かなり見応えのある試合が期待できます。

 

3位 ボストン・セルティックス

離脱選手なし

 バックス、セルティックスに続いて3位のセルティックスは若手選手がスターターに多く、得点力と爆発力があるチームです。ディフェンスでチームを引っ張ってきた、スマート選手もコロナウイルスの感染から回復して、シーズン再開からはチームに合流して出場できる報告がされています。

 

バックスとの相性は決してよくないですが、プレーオフで勝ち上がれば、勢いに乗って強敵を脅かすチームになる可能性は十分にあります。

 

4位 マイアミ・ヒート

離脱選手なし

 ヒートはベテランのジミー・バトラー選手が攻守でチームを引っ張ります。インサイドには、2020NBAオールスターに選出された、アデバヨ選手を筆頭に機動力がある選手が揃っています。アウトサイドは、シュートが得意な、ナン選手、ロビンソン選手がスタメンに入っていて攻守でバランスの高いテームです。

 

シーズン途中から、ベテランで優勝経験もあるイグダーラ選手の加入もありセカンドユニットも高いパフォーマンスを見せています。インサイドがしっかりしているので、首位バックスとも互角に戦っていけるチームなので優勝争いに割って入ってくることも予想されます。

 

5位 インディアナ・ペサーズ

離脱選手:ジェレミー・ラム選手

 ペイサーズは、ラム選手の離脱確定。さらにサボニス選手の離脱も予想されています。チームと共にNBAバブルに参加したサボニス選手ですが、怪我の影響で途中離脱して、詳細はまだ報告されていません。オールスターにも選出されて、インサイドで存在感を見せていたサボニス選手が離脱すれば大きな打撃になります。

 

加えて、シーズン途中からチームに合流したエース、ビクター・オラディポ選手の動向も注目されています。大きな怪我の手術でチームから長期間離れていたオラディポ選手はやっと復帰を果たしましたが、シーズン再開後は、怪我の影響で欠場も示唆されていました。しかし、練習試合やチーム練習に参加しているのを見ると出場するのではと、予想されます。ペイサーズが勝ち上がるためにはサボニス選手とオラディポ選手の参加が絶対条件に挙げられます。

 

6位 フィラデルフィア・76ers

離脱選手なし

 チーム力はリーグトップクラスの76ersですが、オフコートでの不仲や連帯の悪さがずっとメディアで取り上げられてきました。色々な試みがされているようで、ポイントガードを務めるベン・シモンズ選手がパワーフォワードで起用されるケースやチームでの修正が行われています。

 

インサイドの、ホーフォード選手とエンビード選手が同じ時間帯にコートで高い連携を見せる事ができれば優勝候補にもあげられるチームです。シーズン再開後は連携や新しい試みの成果が現れるかどうかが、プレーオフを勝ち上がるポイントになりそうです。

 

7位 ブルックリン・ネッツ

離脱選手:トリアン・プリンス選手、スペンサー・ディンウィンディ選手、でアンドレ・ジョーダン選手、ウィルソン・チャンドラー選手、ニコラス・クラクストン選手、カイリー・アービング選手、ケビン・デュラント選手

 ネッツはシーズン再開後、一番離脱選手が多いチームです。かなり厳しい状況で残りの8試合を戦い順位をキープしてプレーオフ進出を勝ち取る事が要求されています。

 

アービング選手とディンウィンディ選手がチームから離脱した事で、今までオフェンスでセカンドオプションだった、レバート選手やインサイドのアレン選手を中心とした攻撃に変わっていきそうです。ネッツにとっては、若手がどこまで奮起できるかが勝敗に関わってきそうです。

 

8位 オーランド・マジック

離脱選手:アル・ファルーク・アミヌ選手

 本拠地のオーランドでシーズン再開を迎える事ができるマジックにとっては大きなアドバンテージになります。加えて怪我で離脱していた、若手インサイドのジョナサン・イサック選手の復帰も大きな後押しになります。

 

シーズン中断前から、存在感を見せていた若手ポイントガードのマイケル・フルツ選手がチームのオフェンスをコントロールする軸になります。インサイドのゴードン選手やブーチェビッチ選手も得点力があるので期待ができます。フルツ選手とインサイドの選手が機能すればプレーオフ進出は可能でしょう。

 

9位 ワシントン・ウィザーズ

離脱選手:ブラッドリー・ビール選手、デイビス・ベルターンス選手、ジョン・ウォール選手

 ウィザーズの得点の中心だったビール選手の離脱はチームにとって大きなダメージになります。さらにアウトサイドでシュートを多く決めていたベルターンス選手の離脱でチームのオフェンス力はかなり下がってしまいました。

 

シーズン再開後に得点の中心になるのが、日本代表である八村選手になります。スコット・ブルックスヘッドコーチも八村選手には信頼を寄せていて、高い評価をしています。マジックと5ゲーム差以上あるウィザーズがプレーオフ進出を獲得するためには、再開後の8試合をほとんど全勝で終える必要があります。厳しい状況ですが、八村選手にとってもチームの中心として組み入れられる事が大きな経験になるので、残りの8試合全てが注目の試合になります。

 

シーズン再開前の練習試合、ナゲッツ戦では、18得点、9リバウンドの活躍を見せてチームのエースに成長する片鱗を見せてくれました。初戦で激突するサンズ戦についてもチームで挑んでいくと強いコメントを残していました。

 

ウェスタン・カンファレンス

1位 ロサンゼルス・レイカーズ

離脱選手:エイブリーブラッドリー選手

 ポイントガードのブラッドリー選手の離脱は大きなダメージがありますが、レイカーズにとっては、レブロン選手とアンソニー・デイビス選手が健康な状況で試合に出場できる限り優勝を狙っていけます。

 

ウェイターズ選手や、J.R スミス選手のベテランを2名獲得した事で、ベンチから出場する選手の得点力も高くなりました。若手のクーズマ選手やカルーソ選手の活躍があればカンファレンスファイナルまでは勝ち上がる事が予想されます。シーズン開幕前からライバルにあげられるクリッパーズとのロサンゼルス対決がファイナル進出を決める最終難関になるでしょう。

 

2020年1月にファンチャイズのレジェンドスターである、コービー・ブライアント選手がヘリコプターの事故で亡くなった事もあり、レイカーズの選手・ファンにとってファイナル優勝に対して格別のあるシーズンになっています。ここまで首位でウェスタンを走ってきたレイカーズのシーズンハイライトを振り返りましょう。

2位 ロサンゼルス・クリッパーズ

離脱選手なし

 ウェスタンカンファレンス首位のレイカーズが最も恐れるのは、クリッパーズでしょう。チーム力としてはリーグトップですが、怪我の影響で、クワイ・レナード選手とポール・ジョージ選手がシーズンを通して満足に試合に出場できていない事がクリパーズの大きな問題点に挙げれあれています。

 

NBA再開を受けてオーランドへの到着の際も、ウイルスの感染などの理由で合流が遅れた選手が多かったクリッパーズはロスターにいるベストメンバーがどの程度試合に出場できるかがプレーオフを勝ち上がる鍵になります。シーズン再開後の初戦でレイカーズと激突することになる一戦がまずは注目を集めそうです。

 

3位 デンバー・ナゲッツ

離脱選手なし

 チームの大黒柱である、ヨキッチ選手が母国セルビアに帰国中にコロナウイルスに感染した事で心配されましたが、無事に復活してチームに合流しています。司令塔マリー選手との強力なピックアンドプレーに加えて、シーズン中断中に減量にも成功しているヨキッチ選手は動きに俊敏さが増しています。

 

ヨキッチ選手だけではなく、ポーター選手、グラント選手、ポムリー選手など強力な若手と、218cmの長身で20歳のボルボル選手も怪我から復帰。ナゲッツは機動力と若さではリーグでダントツのチームと言えます。シーズン再開後はかなりの過密スケジュールで試合が行われていく為、ナゲッツにとっては大物食いができる可能性が増しました。

 

4位 ユタ・ジャズ

離脱選手:ボージャン・ボグダノビッチ選手

 試合平均で20点を記録していたボグダノビッチ選手が手首の怪我で離脱した事はチームにとって大きな打撃になりますが、主力のゴベア選手とドノバン・ミッチェル選手の不仲がそれほど大きな問題になっていないのが練習試合の期間で判明した事が救いであるといえます。

 

ボグダノビッチ選手の代わりで、ベテランでポイントガードを務めるマイク・コンリー選手が得点にもっと多く絡む事ができれば、ウェスタン4位の実力を十分に発揮してプレーオフでもいい試合を見せてくれそうです。

 

5位 オクラホマシティー・サンダー

離脱選手なし

 黒人差別反対デモ活動の影響で、NBA選手会長を務めるクリス・ポール選手の離脱も囁かれていましたが、無事にチーム全員揃ってプレーオフに挑戦できます。

 

サンダーはシーズン開始前の評価よりも高い成績を収めています。ポール選手、シュレーダー選手、シェイ選手のポイントガード3枚をうまく起用して勝ち星を重ねてきました。第4クォーターの強さはリーグトップで、勝負所でクリス・ポール選手のバスケットIQの高さが顕著に出ています。他のチームにとってもノックアウト方式のプレーオフでサンダーと激突するのは避けたいはずです。

6位 ヒューストン・ロケッツ

離脱選手:ターボ・セフォロシャ選手

 ハーデン選手とウェストブルック選手を中心としたスモールラインナップで、これまでにない試合展開を見せています。練習試合でエリック・ゴードン選手が怪我をして、約2週間の療養が必要とされている事が懸念に挙げられます。

 

それでもNBAで2年連続得点王に輝いているハーデン選手がチームをプレーオフまでは導いてくれるでしょう。ロケッツの勝利を握る鍵はやはりディフェンスになってきます。どこまで相手の得点を抑えて、早い組み立てで自分たちのリズムのバスケットボールを展開できるかがプレーオフで強豪を倒す手段になりそうです。

 

7位 ダラス・マーベリックス

離脱選手:ジャレン・ブランソン選手、ウィリー・コーリー=スティン選手、ドワイト・パウエル選手、コートニー・リー選手

 怪我でベンチプレーヤーの離脱が目立つマーベリックスですが、ドンチッチ選手とポルジンギス選手のデュオがチームのオフェンスの鍵を握っている事は変わりません。スタメンには、セス・カリー選手、ハーダウェイ選手もいて、外からのオフェンス力はかなり強力です。

 

ベンチメンバーの時間帯に不安要素はありますが、順当にいけばプレーオフに進出して上位チームを苦しめる存在になるでしょう。2年目のドンチッチ選手にとっては通過点のシーズンに過ぎず、来シーズンもポルジンギス選手と続けて一緒にプレーする事ができれば優勝候補にあげられることになるでしょう。

8位 メンフィス・グリズリーズ

離脱選手:ジャスティス・ウィンズロー選手

 2020-21年シーズンの新人王最有力候補にあげられるジャ・モラント選手が勢いに乗れば爆発力が凄まじいチームです。ウェスタンは13位までのチームがNBAバブルに召集されていて、6チームで最後のプレーオフ進出権を掴める8位を争奪することになります。グリズリーズにとっては、8位を死守するために1試合1試合を慎重に戦っていく事が大事になります。

 

渡邉 雄太選手もロスターに加えられています。グリズリーズが8位でプレーオフに進出する事ができれば、日本人で初めてプレーオフの舞台に渡邉選手がたつ可能性も高くなります。グリズリーズの試合結果には、多くの日本人ファンの注目が集まるでしょう。

 

9位 ポートランド・トレイルブレイザーズ

離脱選手:トレヴァー・アリーザ選手、ロドニー・フッド選手、ケイレブ・スワニガン選手

 9位にランクインしているブレイザーズは、リラード選手とマッカラム選手がアウトサイドから高いオフェンスパフォーマンスを見せて観客を盛り上げてきました。カーメロ選手もシーズン中断中に減量に励んでいた様で、再開まえの練習試合では俊敏な動きとこれまでになかった機動力を見せてくれました。NBAで屈指のスコアラーとして恐れられたベテランが本来のスモールフォワードのポジションでプレーする事で、ブレイザーズはさらに高い攻撃力を手にした様です。

 

カーメロ選手が本来のポジションに戻れたのも、怪我で離脱していたムルキッチ選手が復帰できた為です。インサイドには、ムルキッチ選手に加えてホワイトサイド選手がいている事で高さとディフェンス力も補強されています。フッド選手と、アリーザ選手がいれば優勝争いも出来そうなチームですが二人が離脱している為、ブレイザーズは残りの8試合でベンチメンバーがどこまで活躍できるかがプレーオフ進出の鍵を勝ち取る決めてになりそうです。

 

10位 ニューオリンズ・ペリカンズ

離脱選手なし

 昨シーズンのメンバーと比べると、ペリカンズのロスターは大きく変わっています。アンソニー・デイビス選手をレイカーズに放出して、若手、イングラム選手、ハート選手、ロンゾ選手を獲得して、ドラフトでは、No.1 pickで次世代のスターになると予想されるザイオン・ウィリアムソン選手を獲得。ベテランのJ.J レディック選手もオフで獲得してチームは新しいメンバーでシーズンに挑みました。

 

ザイオン選手が怪我で開幕から長い間欠場していましたが、若手選手たちが高いオフェンス力を見せていました。ザイオン選手は合流後、ルーキーとは思えないプレーを周囲に見せつけてドラフト1位指名の実力を証明してくれています。

 

NBA再開が決まってから、ザイオン選手が家族の事情でチーム練習に合流できない期間が続きましたが、リーグ戦には間に合った様です。離脱選手なしで残りの8試合を戦える事はペリカンズにとって大きなアドバンテージになります。もし、ペリカンズがプレーオフ進出のチケットを獲得すればトーナメントの台風の目になるかもしれません。

 

シーズン再開後の初戦でユタ・ジャズと激突したペリカンズは104-106の僅差でくしくも敗れましたが、注目のザイオン選手は13得点の活躍を見せてくれました。

 

11位 サクラメント・キングス

離脱選手:マービン・バグリー3世

 キングは、強力なアウトサイド選手が揃っています。ヒールド選手、ボグダノビッチ選手は高確率のシューターで、ポイントガードのフォックス選手は、トリッキーなプレーと高い1on1技術を持っています。

 

しかし、シーズンを通して怪我で離脱する選手に苦しみ思う様に結果を残せていません。11位からプレーオフ進出を目指すキングスですが、アウトサイドの攻撃がうまく機能すれば相手チームとっては守りにくいチームになります。

12位 サンアントニオ・スパーズ

離脱選手:ラマーカス・オードリッジ選手、トレイ・ライルズ選手

 シーズンを通して、デロンザン選手とオードリッジ選手を中心に試合を組み立てていたスパーズにとって、オードリッジ選手が怪我で離脱する事は厳しい試練になりそうです。

 

若手選手をうまく起用してシーズンを戦ってきましたが、残りの8試合は交代で起用されてきた若手が勝利の鍵を握ることになりそうです。得点源であるデロンザン選手にディフェンスが集中する中で、他のプレーヤーがどこまで活躍できるかが勝ち星に直接つながってきます。名称ポポビッチ監督の手腕にも期待がかかります。

 

13位 フェニックス・サンズ

離脱選手なし

 シーズン再開前に、司令塔ルビオ選手がコロナウイルスに感染した事が危惧されましたが、無事に回復してチームに合流する事ができました。サンズにとってルビオ選手がベストのコンディションで試合に挑む事はプレーオフ進出を獲得するために大きなプラスになります。

 

サンズが残りの8試合でプレーオフ進出を手にするためには、1つでも多くの試合に勝利する必要があります。そこで、起点となるのはやはり、若手で得点能力がずば抜けているブッカー選手と、インサイドで攻守に活躍できるエイトン選手になります。この二人が高いパフォーマンスをする事ができればサンズは強豪チームをも圧倒できるチームバスケットボールができるチームです。

 

ソース:ESPN記事 https://www.espn.com/nba/story/_/id/29543425/nba-continuity-rankings-which-teams-hold-edge-bubble

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